‍ワークショップ:撃鼓伝花

2026

今回のプロジェクトでは、東京藝術大学・東京大学「浅野キャンパスに美しい穴を掘る」というコンセプトを出発点に、
“穴”というものを物理的な空間ではなく、人の認識や身体感覚の中に生まれる「隙間」として捉え直しました。

私のグループは、中国のグループゲーム「撃鼓伝花(击鼓传花)」に着目しました。太鼓の音が鳴っている間、参加者は花を隣の人へ回し続けます。そして音が止まった瞬間、花を持っている人に問いが投げかけられます。

このゲームでは、単純な反復行為の中に、突然「意味」が生まれる瞬間があります。

今回のワークショップでは、この構造を利用し、参加者が花を回すという単純な行為を繰り返す中で、太鼓が止まった瞬間に「あなたにとって穴とは何ですか?」という問いを投げかけました。その答えや対話、そしてその場に生まれる時間や記憶を記録することで、行為やコミュニケーションそのものを“穴を掘る体験”として捉え直す試みです。

この作品は、単純な行為の反復の中から偶然生まれる意味や対話を通して、人の認識の中に一瞬だけ現れる「穴」を探るプロジェクトです。

詳しい内容は、ぜひYoutubeでご覧ください。

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